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Kuro-Kawa|静寂の器(Seijaku no Utsuwa)

Kuro-Kawa|静寂の器(Seijaku no Utsuwa)

¥12,000
(税込み)
お盆休み(8月9日〜8月17日)のため、期間中のご注文は8月18日以降の発送予定となります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

サイズ:220×60×40 mm

特徴:黒御影石の原石が持つ「皮肌」を一面に残し、他の面を研磨。素材の野性と職人の理性が調和する、静けさと美の佇まい。

発送:愛知県より3日

 

▪️作家:永井雄太(ながい・ゆうた)

1988年1月28日生まれ。愛知県刈谷市出身、岡崎市在住。

音響関係の専門学校を卒業後、「石」という素材の持つ力に魅了され、2012年より「石彫の戸松」に師事。5年間の修業を経て職人としての道を歩み続け、2025年に伝統工芸士に認定される。

石材の可能性を追求し、「用の美」だけでなくアート性の高い表現を探究。硬く無機質な石に内在するやわらかさや詩情を掘り起こす作風は、見る者の感性を静かに揺さぶる。日常に溶け込みながらも凛とした存在感を放つ作品を作る。

これまでに愛知県美術館や国立新美術館での入選・受賞歴をはじめ、岡崎市「美側展」や「PASS THE BATON MARKET」などでも精力的に作品を発表。2025年には大阪・関西万博会場「匠が演じる日本美の世界」にも出展し、伝統と革新を融合させた独自の世界観を提示した。

石に向き合い、静けさの中に力強さを宿す。永井雄太は、石が語る美しさと現代の感性を結びつける、新しい時代の石工である。

 

▪️大島組(おおしまぐみ)

大正十三年創業。愛知県岡崎市、石都と称されるこの地にて、灯篭・墓石・彫刻を中心に百年近く石と向き合ってきた石工の家系。

三代目・大島義春、そしてその志を継ぐ四代目・大島健太郎の作品。

親子で石工技術を継承しながら、現代における石の役割と美しさを問い直し、伝統の技に新たな命を吹き込んでいる。

削る・刻む・据える、その一つひとつの所作に、石に対する畏敬の念を込め、石そのものの力を引き出すことを信条としている。

建築や造園だけではなく、手仕事の作品制作にも取り組む。